GitHubの可用性レポート: 2023年1月
Published at February 1, 2023
Category: Engineering,Enterprise,GitHub Availability Report
Author: Jakub Oleksy

1月、私たちは2つのインシデントを経験しました。ひとつはGitHub PackagesとGitHub Pagesのパフォーマンスが低下するもので、もうひとつはgitユーザーに影響を与えるものでした。
1月30日 21:48 UTC (35分継続)
弊社のサービスモニターがGitHub PackagesとGitHub Pagesのパフォーマンス低下を検出しました。コンテナレジストリへのリクエストのほとんどが失敗し、一部のGitHub Pagesのビルドにも影響がありました。この現象はバックエンドの変更が原因であると判断し、その変更を元に戻すことで緩和されました。
この事象は最近発生したものであるため、現在その要因を調査中であり、来月のレポートでより詳細なアップデートを提供する予定です。
1月30日 18:35 UTC (7時間継続)
私たちは、アップストリームからの最新バージョンで、本番用Gitバイナリをアップグレードしました。この更新には、アーカイブを生成する際にgzip
の内部実装を使用するように変更することが含まれていました。その結果、GitHub が提供する "Download Source" リンクの内容に微妙な変更が生じ、チェックサムの不一致が発生しました。コンテンツは変更されていません。
多くのコミュニティへの影響を認識した後、圧縮の変更をロールバックして以前の動作に戻しました。
上記と同様に、この事故の要因についても調査中であり、来月のレポートでより詳細な情報を提供する予定です。
状況の変化については、当社のステータスページでリアルタイムに更新していますので、ぜひご覧ください。私たちが取り組んでいることについてもっと知りたい方は、GitHub Engineering Blogをご覧ください。
Source
GitHub Availability Report: January 2023
In January, we experienced two incidents. One that resulted in degraded performance for GitHub Packages and GitHub Pages, and another that impacted git users.